第5回鹿児島キワニス賞授賞式
9月22日(金)にSHIROYAMA HOTEL kagoshima にて、第5回鹿児島キワニス賞の授賞式が行われました。
今年は鹿児島キワニスクラブ社会貢献賞は、
■学びの杜学園 株式会社(マナビノモリガクエン)
代表者 江口 直美 様(エグチ ナオミ)でございました。
受賞理由として、
フリースクールを通じて不登校やひきこもりの子どもたちを支援
~集団生活がうまくできず、学校に通いづらくなって、不登校やひきこもりになっている子ども達と家族が再スタートするための民間施設「学びの杜学園フリースクール」を2013年4月、日置市東市来町に開設。その後2020年12月に日置市伊集院町古城に移転し、昨年で開設10周年を迎えた。入学の対象は小中学生、高校生で、朝の集いや基礎学習、体験学習(文化・芸術・農業・経済など)を基本に、生徒一人ひとりにあった学習内容を編成し、各自の目標を達成できるように努めている。また高校受験や大学受験、漢字検定、英語検定などの合格もサポートしている。
代表の江口直美さんは、高校や短大、専門学校などで 20年間、教員を務めたあと、学びの杜学園を設立した。教員生活の中で、悩み苦しんでいる多くの生徒に出会った経験から、きちんと寄り添って向き合うことで子どもたちが変わっていく姿にやりがいを感じそれぞれのペースで進んでいける学びの場を作ろうと決心した。「子どもは必ず変わる」ということを今悩んでいる保護者に伝えたいという。フリースクールは学校教育法が規定する学校ではないが、そこに通った期間は、子どもたちがそれぞれ所属する在籍校の出席扱いにするという特例がある。在籍校と連携して卒業資格の付与をめざすという取り組みは、県内では初めてとなります。
以上、受賞理由のご紹介でした。