鹿児島キワニスクラブ10周年記念特設ページ
2016年10月21日は、鹿児島キワニスクラブの設立10周年記念式典・祝賀会が城山観光ホテルで開催され、ひとつの区切りの時期となりました。
記念式典
太鼓演舞
「五つ太鼓 絆」
10周年の飾るに相応しい演奏から始まりました。
<五つ太鼓とは>
鹿児島県宮之城を発祥とする民謡文化です。藩政時代に、年貢米を船に積み轟の瀬(現鹿児島県さつま町にある、奇岩怪岩が凸凹した激流部分)を下るのは重労働でありました。やがて巨岩を切り開く工事が終わり、船の発着が容易になったことを祝い、この太鼓を叩いて踊りあかしたと言われています。
大小4つの太鼓と鐘1つで組み合わされた太鼓で和製ドラムのようで、その立ち居振る舞いは可憐で力強い演舞です。
鹿児島キワニスクラブ 会長挨拶
鹿児島キワニスクラブは、10年前の2006年に熊本キワニスクラブをスポンサークラブに、初代会長 林 隆秀のもと、国内25番目のクラブとして誕生しました。
以来、子どもたち最優先の奉仕活動を中心に鹿児島クラブらしい、そして鹿児島の魅力を伝えられるような活動を会員一同協力しながらおこなってまいりました。
鹿児島市の百貨店前でのキワニスドール作成会や会員企業との作成会コラボレーションと鹿児島県内病院への寄贈、鹿児島県・鹿児島市の各関係機関との共催で行います、児童虐待防止キャンペーン《オレンジリボンキャンペーン》、鹿児島の郷土に対する愛着をもってもらうために郷中教育や自然環境をテーマにした青少年育成事業として、夏の体験キャンプや錦江湾ヨットクルーズなど。
そして、JCI国際青年会議所との協力団体としての調印が2015年に行われ、今後は既存の繋がりだけではなく、新しいネットワークを活かした活動を様々な団体の方々と協力して参りたいと考えております。
鹿児島キワニスクラブは、まだ10年です。
今年度の活動スローガンは、これまでの10年の絆と想いに感謝して、
とどけよう夢を。楽しもうキワニス!
と掲げ、これまでの活動を基盤として、次に向けた第一歩を踏み出すべく、鹿児島キワニスらしい奉仕を継続的に続け、10年後にさらに発展した姿をお見せすることができますよう会員一同、心を一つに、キワニスの精神・キワニアンの輪を広げてまいる所存です。
皆様には、より一層のご導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、これまで関わって下さったすべての方々のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、私からのご挨拶とさせていただきます。
国際キワニス日本地区 ガバナー挨拶
公益財団法人 キワニス日本財団 理事長挨拶
地域貢献活動表彰・功労者表彰
キワニスクラブの理念と一致する、子ども最優先の奉仕活動を続けられています個人・団体に賞を送ります。
社会貢献賞の受賞者は、
フリースクール「麻姑(まこ)の手村」様となりました。
<選定理由>
NPO法人から13年目となり、不登校や社会的ひきこもりの支援、子育て支援を行い、相談や通所者を温かく迎えてさまざまな悩みにも時間をかけて解決しています。
子育て支援の一時預かりや学習援助など地域での仲間作りにも貢献しており、代表の卓間先生ご自身は、教員生活をする傍ら不登校支援を続けられ、さらに深く子どもたちの支援に関わりたいとの想いで、教頭の座を辞してまでこのフリースクール「麻姑(まこ)の手村」の運営をしております。
このボランティア精神は、鹿児島キワニスクラブと共感したことを踏まえ、文部科学省のホームページでも紹介されました。
多くの方々がこのフリースクール「麻姑(まこ)の手村」に救われていることを鑑みて、鹿児島キワニスクラブから表彰させて頂きました。
記念講演会
記念講演 尚古集成館館長 田村省三様
演題「新しい世界遺産とかごしま -可能性への挑戦ー」
2018年にはNHK大河ドラマのテーマとして「西郷どん」が決定して、鹿児島は盛り上がりをみせることでしょう。
その中で、世界遺産が複数ある鹿児島の魅力と歴史、世界遺産に関わった歴史上の人物のお話など、非常に興味深い内容でした。
歴史好き、幕末・明治維新好き、ミステリーハンター的な誰もが非常に興味をそそられる、しかも時間一杯に(本当は足りなかったですね)多くのことをお話頂きました。
祝賀会
オープニング
「薩摩琵琶 演奏」
加治木島津家第十三代当主 精矛神社宮司 薩摩琵琶演奏家 島津 義秀さま
荘厳なさつま琵琶の響きと歌声が、戦国時代にタイムスリップした気分になりました。
来賓祝辞
鹿児島県知事
鹿児島県知事 三反園 訓(みたぞの さとし)様
鹿児島市長
鹿児島市長 森 博幸(もり ひろゆき)様
乾杯〜歓談・アトラクション
オープニングのあとは、鹿児島の特産の芋焼酎をご用意して乾杯です!!!
巷で「3M」と呼ばれる幻の焼酎も並んでおりました!
鹿児島の郷土料理をベースにしたお食事とお酒で歓談は非常に賑やかでした。
食も進み、弁も立ってきました!
鹿児島県の芋焼酎や本格焼酎で漬けた梅酒など、バリエーションに富んだお酒で皆様お楽しみになられていました。
歓談の途中、島唄の披露がありました。
永 志保(ながい しほ)さん
とても通る歌声で、会場一体となって盛り上がりました。
鹿児島キワニスクラブの会員も、終盤を迎えて安心してきたのか、ほろ酔いです・・・。
鹿児島キワニスクラブ 初代会長 林 隆秀より、閉演のご挨拶