私たちの活動

キワニスドール普及活動

 キワニスドールとは?

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キワニスドールは、木綿生地にポリエステル綿を詰めた身長約40cm、体重約50gの無地の人形です。
小児科の医師がドールの部位を示して患者の子供たちから病状を聞いたり、治療の説明をしたりして恐怖心を取り除きながら診療・治療を進めるのに役立っています。
1988年ごろオーストラリア・メルボルンのキワニスクラブで誕生し、国内で普及するとともに1994年には北欧に伝わり、2001年、日本でも導入されました。
会員が手作りしたドールをさまざまな医療機関に贈呈しています。

 どうやって使うの?

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木綿生地にポリエステル綿を詰めたキワニスドール。とても素朴な形で、目も鼻も口もありません。ただ一つ身に付けているのは、国際奉仕団体キワニスのマークの小さなラベルだけです。
しかし、このちょっと風変わりな、ノッペラボウの小さな人形が、普通の玩具の人形とは違った方法で、病気の子供達に大きな力を与えています。
小児科の医師が人形に内臓の絵を描いて、ドールの部位を指差して患者の子どもたちから病状を聞いたり、治療の説明をしたり、人形に注射をしたり、手術の説明にも使われます。子どもたちから恐怖心を取り除きつつ、診察や治療をスムースに進めるのに役立たせます。

また看護学校では実習に使われたり、養護学校では児童に体の説明に使われたりと様々な使われ方をしています。小さな患者さんは大好きな人の顔を描いていつも側に置き、退院の時は持ち帰って大切にしています。

鹿児島キワニスクラブ 活動報告レポート